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by reiko

アイヌの衣装。

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アイヌの衣装に魅せられました。

知人のハブヒロシさん、小谷野哲郎さんが主催されていた、OKI & Rekpo LIVE! @岡山ツアーにて。音楽もさることながら、民族衣装や模様が好きな私は、アイヌの衣装に目が釘付け。質問ぜめにする私にレクポさんが丁寧にお話ししてくださいました。
また快く(あるいは呆れながらも?)沢山写真を撮らせていただきましたので、お聞きしたお話と合わせてご紹介します。

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レクポさんの衣装は、遠目ではパッチワークになっているのかなと思ったのですが、着物の上にアップリケし、さらにチェーンステッチで刺繍を施したものでした。アップリケ布のレイアウトや色合わせ、また刺繍がとても魅力的でした。

惹かれたのは、左右非対称であったり、イレギュラーだったりするデザイン。日本の伝統的なものづくりの中には、欠けた部分や逆の部分を作ることで、あえて完璧な形を崩すことがあります。私がとてもひかれる美学ですが、レクポさんの衣装にもそうした感覚を見ることができました。

頭に巻いているのは腰に巻いている帯と同じもの(だったと思う)。アイヌではその昔、女性の美しさのシンボルが長い黒髪だったそうで、長い髪の毛が仕事の邪魔にならないよう巻かれたのが始まりだとか。ただ、当時巻かれていたのは装飾の無い布の帯。刺繍は現代に入ってから施されるようになったとか。


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お二人の衣装はいずれも親戚や知人などに作ってもらったのだそうです。

レクポさんは、注文時に着物の色に合わせた色やイメージを簡単に伝えただけなのに、あっという間に仕上がり驚いたそう。手芸が得意な人というのは沢山いますが、デザインセンスを併せ持った作り手というのはそんなにはいなくて、制作者はまさにそんなセンスを持った数少ない作り手のようです。



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ちなみに、さらに手の込んだものは、アップリケは使われず、全ての模様部分を刺繍で表現するのだとか。

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頭に被っている頭巾のようなものは防寒として使われるもので、顔の部分だけがくり抜かれています。中にはさらに防寒する目的で、目の部分だけをくり抜いたものもあるそうです。目出し帽みたいな感じですね。

ジブリ映画に出てきそう…。いや、間違いなく出ていると思わずにはいられない衣装。

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オキさんの足のアップ。
足の部分は脚絆(きゃはん)同様の形状をしています。

この布にも刺繍が施されていて上着の裾からチラリと見えるのがとてもクールでした。ちなみに、履いている靴はkeen! 色味が衣装とピッタリだったので、てっきりアイヌのものと思いきや、まさかのアウトドアブランド。

足部分はてっきりズボンのようになっていると思っていた私は、どんな風になっているのか見たくて、気づいたら上着をまくっていただいておりました……。ただ衣装を見たいという一心で我を忘れるわたくし。
足元にしゃがみ込んで激写させていただきありがとうございます。

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後ろのアップリケも素敵です。男は背中で語る、と言いながらシャッターを切りました…。

アップリケ布には、ビンテージっぽい色合いの布もところどころに混ざっていて、それがアクセントになっていました。

なお、上着は腰を両脇のリボンで絞って止めるようになっているものもあって(写真の衣装がどうなっているのかは不明)、寒いと下に同じ形の服を着て、防寒するのだとか。

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パパラッチ風。仲の良いご夫婦。

貴重なお話を聞かせてくださって、さらに正面から後ろ姿、ツーショットからバストアップ、果ては足元まで、、、超モデルしてくださって、ありがとうございました。

私も着てみたい…。

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アイヌ語の、日本には無い音の響きも魅力的でした。それぞれの国や民族には、他の言語には無い音があったりするものですが、それを全てミックスさせるとどうなるのでしょうね。

ライブではアイヌ、バリ、アフリカの音楽やダンスが素敵にミックスしていました。

ところで、主催されたお二方は、いずれも岡山に移住された方たち。昨年お知り合いになったのですが、新しい風を岡山に吹かせてくれて嬉しいです。ご一緒してくださったナイスなレディー5の皆さまにも感謝。良い1日でした。




illustration, design, art...
Reiko. Takeshima
http://www.reikotakeshima.com/



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by heartart39 | 2018-02-05 18:13 | アート | Comments(0)