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お仕事のこと日常のこと。


by reiko

「第26回少年少女の詩」のカバーデザイン&イラスト

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「第26回少年少女の詩」の装丁のお仕事をご紹介いたします。

カバー、帯、表紙を、イラストや手書き文字を用いて制作しました。
また見返しを含む紙指定もしています。

子どもたちの詩をまとめた詩集にどんな絵を使った表紙が合うかな、吉備人のMさんがアトリエに来てくださり、一緒にアレコレ候補をあげて打ち合わせをしました。試作はかなり自由に楽しく作ったのですが、なんとその中の1つを採用してくださいました。


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裏。


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黄色の帯をとったカバーの全景。

水彩のイラストを全面にあしらっています。


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背表紙だけでも目立つようにと手書き文字を使ってみました。


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開くと鮮やかなブルーの見返し。

色は青と黄色でまとめ、どことなく手触り感が出るように紙も指定してみました。

紙指定はコストとの兼ね合いもあるのですが、その制約の中の紙選びもまた楽しかったです。

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カバーをとるとこのような感じ。



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表紙の背。

なお、本文ページは印刷会社の方のデザインになります。

本が子どもの頃から好きで、エディトリアルデザインアシスタントが私の社会人人生の始まりでした。やっぱり本にまつわる仕事は楽しいです。雑誌や機関誌、ムック本など、エディトリアルデザインにはずっと関わっていますが、思えば、この本が人生初の書籍の装丁のお仕事です。
素敵なお仕事をご紹介くださった吉備人出版さん、快く任せてくださった吉備路文学館さんに感謝です。

『少年少女の詩』は、岡山県内の小学生の詩をまとめた詩集です。これらの詩は、公益財団法人吉備路文学館に寄せられた詩の中から選ばれた優秀作。同館ではそれらを作品集としてまとめ、毎年発行してきました。昨年までは書店販売はなかったのですが、26回目の今年から吉備人出版さんが発売し、一般書店でも手に取れるようになりました。これを機会に、これまで賞やこの本の存在を知らなかった方にも沢山届くといいなと思います。
見かけたらぜひお手に取ってご覧ください。

なお、吉備人出版さんのサイトでもお買い求め頂けます。▶ こちら

吉備人出版
公益財団法人吉備路文学館

「第26回少年少女の詩」が買えるその他のサイト
honto
HMV
amazon



Reiko TAKESHIMA
http://www.reikotakeshima.com/

by heartart39 | 2017-05-06 15:12 | デザイン